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クリスマスあれこれ

海田の隠れ家プライベートサロン「アワーグラス」

クリスマスあれこれ

クリスマス、来ちゃいましたね…
もうあと一週間で、今年が終わります…

さて、クリスマスは、イエス・キリストの降誕祭です。
降誕祭とは「キリストの誕生日」ではなく、「キリストが生まれてきたことをお祝いする日」だそうです。
聖書には詳しい日取りが残っていないので、誕生日は不明だそうです。

クリスマスがいつ頃始まったか正確な年代はわかっていません。
しかし、2世紀~4世紀頃に始まったという説が有力視されているようです。

当時のヨーロッパはローマ帝国時代。
キリスト教は国教ではありましたが、まだまだ民衆には定着していませんでした。

ちょうどその頃、ペルシャから太陽信仰の性格を持つミトラス教という宗教が伝わってきました。
そして、このミトラス教には「光の祭り」という信仰上の大切な行事がありました。

「光の祭り」が行われるのは、一年で最も昼間が短くなる冬至。
この日を境に再び昼間が長くなっていく、すなわち太陽の力が復活していくことを祝います。
この冬至が、12月25日前後にあたっていました。

一方で、ローマ帝国もともとの土着の祭りとして、農耕の儀式もまた12月25日前後に執り行われていました。
そこでローマ皇帝はイエス・キリストを「光」に例え、「光の復活はキリストの復活」とし、祭りを合併する形で12月25日をキリストの降誕祭に制定します。

このクリスマスの誕生は功を奏し、キリスト教を広める大きなきっかけになりました。

では、12月25日の前夜にあたる「クリスマスイブ」はどのような由来があるのでしょう。
「イブ」とは英語の「evening(夜)」と同じ意味の古語「even」のことであり、クリスマスイブとは「クリスマスの前夜」ではなく「クリスマスの夜」のことなのです。

つまり、12月23日をイブイブ(前々日)と言ったりしているのは間違いなんですね!
イブイブは夜の夜になっちゃいますもんね!

そしてこれには、ユダヤ暦というのが大きく関わっているそうです。
ユダヤ暦では、日没が一日の変わり目とされているとのことで、12月24日の日没から25日の日没までが「クリスマス」となります。

調べたら、知らないことがたくさん出てきましたが、兎に角楽しめばいいんじゃない?
ということで、締めくくらせていただきます。
m(__)m