太古の神経、迷走神経
迷走神経という名前を聞いたことある方、知っている方はいますでしょうか?
かなりマニアックな方か、身体に携わるお仕事をしている方でないとご存じないかも知れません…
迷走神経とは「脳の最も原始的な領域に繋がっている唯一の神経」や
太古の神経とも言われており、私達が進化してきた痕跡をたどることだってできるんです!
迷走神経の特徴とも言えるのが「他の神経とは圧倒的に違う身体を迷いながら進んでいく」こと
例えば視神経は脳と目をまっすぐ繋がっています。
迷走神経は脳から胸部、心臓までいくと何故か一部は上に戻って顔面筋に向かう。
脳から心臓までせっかく降りてきたのに上に戻っていく。
顔面筋にはエラから進化した構造に繋がっているので太古の神経と言われる理由だと言われています。
迷走神経はとても複雑でユニークな経路を通りながら私達の身体の状態を脳に伝ます。
そして各器官のコントロールまでお手のものということがわかります。
緊張したり、リラックスしたりは迷走神経のシグナルによってコントロールしているのです。
相反する反応を巧みに操る神経って人間だけじゃないでしょうか…
だからこそ、自立神経の乱れは心と体を蝕んでいくのです。
(ノД`)・゜・。
がしかし、うまく付き合う事が出来れば、とても有用な神経でもあります!
心地よく刺激出来れば、リラックス度は高まり、QOLが爆上がり間違いなしです!!